「幸せ」状態を作り出す

アロマテラピー

「幸せホルモン」をご存知でしょうか?
脳内で分泌されることによって「幸せ」を感じられる神経伝達物質のことで、
「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の3つの神経伝達物質を指します。
※幸せホルモンと書きましたが、厳密には「ホルモン」でははく「神経伝達物質」です。

これらは、ある条件下に置かれると分泌され、人に様々な幸福感をもたらします。
そのため、この幸せホルモンを分泌できるような環境に身を置くことが幸せを感じることへの近道となります。
また、アロマテラピーによっても幸せホルモンの分泌量を増やすことが出来ます。
手に入れやすいエッセンシャルオイルをあげましたので、参考にして下さい。

セロトニンー安定ー

ドーパミンをコントロールし、精神を安定させてストレスを軽減させる作用があると言われています。
気分が安定しているため考え方がポジティブになり、身体も覚醒します。
また、セロトニンは睡眠ホルモンのメラトニンの原料となるため、セロトニンが十分であれば夜にしっかりと休む事ができます。

セロトニンが分泌されるためには、次の事が有効と言われています。
●日光を浴びる(5分以上で、夏は30分以内、冬は30分以上)
●一定のリズムでウォーキングする
●笑顔でいる(作り笑いOK)
●アミノ酸の1つ「トリプトファン」を摂る

これらを行うことで、セロトニン分泌量が増え、落ち着いて過ごすことが出来るようになります

エッセンシャルオイルでは、ラベンダー、クラリセージがセロトニン分泌を促すようです。

オキシトシンー愛情ー

ここでは、子宮など末梢に働くホルモンとしてではなく、中枢神経に働きかける神経伝達物質としての作用について取り上げます。

セロトニンやドーパミンの分泌量を増やすと言われ、幸福感を得る、社交性を高める、不安や恐怖心を和らげる等の作用があると言われています。
そのため、自然と他者を思いやるようになり、良好な人間関係を築く事が出来るようになります。
思いやりホルモンと言われています。


オキシトシンが分泌されるためには、次の事が有効と言われています。
●家族やペットとスキンシップを図る
●楽しくおしゃべりする
●好きなものと接する

これらを行うことで、オキシトシン分泌量が増え、安心感の中過ごすことが出来るようになります

エッセンシャルオイルでは、ローズ、ネロリがオキシトシン分泌を促す報告があります。

ドーパミンー報酬ー

意欲を出し、集中力を高め、モチベーションをアップさせる作用があると言われています。
思考がポジティブになるため、何事にも意欲的に取り組むことが出来るようになります。
達成感を得ると分泌されるため、ご褒美ホルモンと言われています。
また、長期記憶にも関与しています。

ドーパミンが分泌されるためには、次の事が有効と言われています。
●小さなことで良いので目標を達成する
●少し負荷がかかる程度の運動をする
●好きな音楽を聴く
●アミノ酸の1つ「チロシン」を摂る

これらを行うことで、ドーパミン分泌量が増え、喜びを感じて生き生きと過ごす事が出来るようになります。

エッセンシャルオイルでは、パルマローザ、ローズ、ローズマリーがドーパミンの分泌を促すようです。

以上のことを踏まえますと、セロトニン、ドーパミン両方増やすオキシトシンの分泌量を上げること、つまり、ローズやネロリの香りを楽しんだり、推し活をすることが幸せを感じる一番の近道ということですね。

好きなものを好きであることに気兼ねする必要はありません。
そのあなただけの世界観を大切にして下さい。
それが幸せになる秘訣です。

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